外国人騎手の強さの秘密とはいったなんなのかを解説します

だから強いんだ!外国人騎手

外国人騎手が強い理由

近年、短期免許を取得して日本の競馬に参戦するジョッキーが増えています。
通常、競馬の騎手は自分が所属する団体のレースにしか騎乗することができません。しかし、ヨーロッパの競馬シーズンは春から秋にかけてであり、冬の間は大きなレースがありません。

そこで、比較的賞金金額の高い日本のレースに騎乗するために、短期免許を取得して数ヶ月間レースをするのです。現在、短期免許を取得して日本の競馬に参戦している外国人騎手は、年間で10名を超えます。

この中にはルメールやデムーロのように、短期間の騎乗でありながら驚異的な勝率を記録して、騎手リーディングの上位に食い込む騎手も見られます。その他にも活躍している騎手が多く存在し、実際に2013年のG1レースを見てみると、日本国内で行われたG1全22レースのうち、海外の騎手が5勝しています。

ほとんどの外国人騎手が、ヨーロッパ競馬のオフシーズンである冬から春にかけてのみの騎乗だということを考えると、これは非常に優れた数字だということができます。では、なぜ外国人騎手はこんなに強いのでしょうか。一つは日本と海外の競馬環境の違いです。日本の騎手は一言で言えば少数精鋭主義です。

騎手になるためには騎手学校を卒業することが必要で、そこで3年間みっちりと騎乗技術を叩きこまれるわけですが、騎手学校に入ることのできる人はほんの一握りです。

そのため、一般的に日本の騎手は上から下まで余り技術の差がないという特徴がありますが、その一方で競争が少ないという問題もあります。海外の騎手は実力主義です。

騎手ライセンスの取得が日本ほど厳しくないという事情もあって、勝てる能力があれば調教助手であろうが育成牧場のアルバイトであろうが騎手として採用される可能性があります。

つまり、日本よりも分母が何倍も大きいのです。その中から実力のあるものだけが生き残っていくわけですから、自然と騎手の能力が磨かれていきます。また、騎乗技術の違いも外国人騎手が好成績を残している大きな理由です。外国人騎手の騎乗の特徴として「強く追える」ということがあります。

つまり、最後の直線で通常だとバテてしまう馬でも、外国人騎手が乗ると踏ん張りがきいて伸びてくるのです。これは騎乗フォームに違いがあるからです。

日本では馬への負担を最小限に抑えることも騎手の大切な能力の一つと考えられているので、騎手はなるべく身体を動かすことなく空気抵抗を減らすことや、馬の走りを邪魔しないことが主眼に置かれます。一方、海外騎手の考え方は違います。先程も言いましたが、海外の騎手は競争が激しいため勝たなければ生き残っていけません。

そのため、馬に少しくらい負担がかかっても、身体を前後に動かして馬を動かしながら追っていきます。ムチを入れる激しさも日本より激しい騎手が多いです。日本の競馬ファンの中には、負担の大きい外国人騎手の騎乗スタイルに反感を覚える人もいますが、こういった勝利至上主義が外国人騎手の好成績を支えているのも事実なのです。

いががでしたでしょうか。競馬って本当に奥が深いと思いませんか?外国人騎手の特性と、その背景にある弱肉強食の海外競馬があったりと本当に競馬は面白いですよね。インターネット上でもそういったマニアックな話題で盛り上がっているサイトもたくさんあります。たとえば、競馬ファンに人気の高い競馬ランキングサイトで、投稿したユーザーのコメントみてみると競馬の奥深さを垣間見ることができます。それだけ奥が深いからこそ、根強いコアなユーザーが多いのでしょう。

だからこそ競馬は面白いのでしょうね。競馬の予想をするにも外国人騎手の特性なども今度は取り入れて予想してみてください。意外にこれまでしなかった予想がたてられるかもしれませんよ。

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